e-子育て.com ｜こだわり幼稚園学校法人日本体育大学日体幼稚園

日体幼稚園は日本体育大学など多数の学校を傘下に置く学校法人日本体育大学の幼稚園です。その成り立ちから「幼稚園に健康教育を」という理念で保育をしています。人間形成で大切な「体・徳・知」を育てるために必要な心身の健康に重点をおいているのです。園庭には身体をしっかり使った遊びのできる遊具が数多く設置されています。また竹馬が常備してあり、園児たちが自由遊びの中で竹馬に乗っています。日本体育大学女子短期大学部の保育科出身の先生が多く、見るからに筋肉質で身のこなしが軽やか。園児たちも姿勢の良い子が多いように感じられます。

学校法人日本体育会日体幼稚園

日体幼稚園は東急田園都市線桜新町近くの世田谷区深沢という住宅街に立地。園庭の端は玉川通りと駒沢通りをつなぐ抜け道に接しているため、やや交通量は多いのですが、園舎は車道から離れているため静かです。建物は平成16年に遊戯室（体育館）ができて間もないですが、教室は以前からのものです。しかし今でもモダンな印象を受けるデザイン。ピロティーの透明な屋根が素敵です。また、各教室も園児に対して十分な広さがあり、ゆとりを感じます。

取材に訪れた教室で、子ども達が挨拶をする際に先生が「ご挨拶は靴を見て」とおっしゃっていました。「靴の先が見えるくらい頭を下げましょう」という具体的指示です。礼儀をはじめとする社会的ルールを重視する姿勢の表れ。園長先生が次のエピソードを聞かせてくださいました。近くの小学校の入学式に来賓で招かれた時のこと。園長先生が挨拶をすると、一部の新入生から「ありがとうございます！」と大きな声。その子ども達を見ると日体幼稚園の卒園児でした。その後の来賓挨拶では他の新入生もつられて挨拶を返すようになったとのこと。こうした教育が私立、国立小学校受験にも有効という評判を呼んで、私立、国立小学校受験を目指すお子さんがいつの間にか増えてしまったそうです。

学校法人日本体育会日体幼稚園

日体幼稚園での行事運営は係の保護者の協力なくしては成り立ちません。日体幼稚園では皆さん進んで協力する体制ができています。こうした母の会の活動の結果、卒園後も保護者のお付き合いが続くそうです。保護者から園への要望を募ると、一方的な要求ではなく、建設的な意見が多く、モンスターペアレンツの問題は感じたことがないという園長先生のお話。