e-子育てモバイル・子育てのいろは(9)
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【子育ての秘訣/子育ての「いろは」】
アルバムやビデオで親子の絆を深めよう

お子さんの写真やビデオをどのご家庭でも撮りますね。子どもが小さかった頃ほどたくさん撮影していたはずです。その後でどうしていますか?撮りっぱなしになっていませんか?撮りだめした映像の活用法を提案します。

子どもは『今』を生きているのであまり過去を振り返りません。今が不満だと文句を言います。そこで過去に撮った写真やビデオの出番です。

あるお宅ではお子さんの誕生日に家族みんなでアルバムを見るようにしています。こうすることで今よりも小さかった自分を知って、成長を子どもなりに実感することができます。

また別のご家庭ではビデオで動く姿を毎年家族で見るそうです。今は叱られると怖いパパやママが赤ちゃんの自分をどんなに愛してくれたかが映像で伝わってきます。それが親への信頼にもなり、自分を肯定する気持ちにもつながります。

いきなり思春期の子どもに赤ちゃん時代のビデオを見せようとすれば反発するでしょう。けれども幼児の時期や小学校低学年からお正月や誕生日のイベントとして定着してしまえば、ずっと続けることができます。

すると親離れの難しい時期にも小さかった頃の自分と親の関係をアルバムやビデオに見いだし、反抗期の反発が和らぐこともあります。

子どもというのは、いつでも自分は受け入れられているのかが気になるもの。それを言葉だけでなく映像で見せてやると安心するに違いありません。アルバム、ビデオで家族の絆を深めてみてはいかがでしょうか?

羊(2010/5/6)


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